【必見】優秀な人材をGET・認知拡大!人材ビジネスで活躍する最先端SNS術
今や多数存在している人材ビジネス。
競合が多くいる中、注目されてきているのがSNSを活用したマーケティングです。
ツイッターやインスタグラムなど、SNSは時代ともに広まってきています。
企業のイメージアップをして優秀な人材を掴むには、今やSNSの活用は必須と言えるでしょう。
人材ビジネスとは?
まず、人材ビジネスとはどのようなことを指すのでしょうか。
人材ビジネスの中でも、特にメジャーな3つをご紹介します。
人材派遣・紹介
人材派遣とは、労働者派遣法に則り労働者を他企業に派遣することです。
人材紹介も同様に労働者を紹介しますが、人材派遣とは労働者にとって雇用主が異なります。
派遣社員のメリットは、自由度が高いことや、仕事を選べてスキルアップできることなど。
終身雇用が崩壊した社会では、若者の1つの選択肢となりつつあるでしょう。
人材派遣の会社では、企業と求職者の間を取り持つ人材コーディネーターが活躍しています。
求人広告
自社の求人媒体を用いて、求職者に企業をアピールするものです。
大手のサイトは目に止まりやすく、そのまま採用に繋がる事例も多くあります。
しかし、誇大広告も多くあるため注意が必要です。
人材開発
人材開発とは、企業をより発展させるために人材に様々な指導を行うことです。
研修やセミナーを行い、人材のパフォーマンスをアップ。
上司が直接指導するOJTなどがあります。
今、人材ビジネスにSNSが必要な理由とは
では、今人材ビジネスにSNSが必要とされる理由は何でしょうか。
具体的に見ていきましょう。
若者の情報収拾はGoogle<SNS
昔は大手求人サイトや、企業HPを見て応募することが主流でした。
しかし現代社会では、「誇大広告だった」「入ってみたら求人情報と違った」という声も多く見られます。
その影響により、”求人情報は良い情報ばかりで嘘くさい”という認識が広まりました。
そのため、若者が企業を調べるときにはSNSを使用するのです。
SNSでは、リアルな声をリアルタイムで聞けるため、今や情報収拾はSNSが主流となりつつあります。
企業側にとっても、より具体的な情報を随時載せられることで、後々のミスマッチを防げることもできるでしょう。
企業のブランディング
多くの企業が今、ブランディング取り入れているのがSNSです。
企業の商品やサービスを利用した消費者が、口コミとして感想を述べている投稿も多数。
SNSは若者が頻繁に目を通す媒体であるため、企業の情報を見てもらえる機会が増えます。
大勢の人にフォローをしてもらうことで、より継続的に効果的なアプローチをすることが可能。
企業の魅力を、全国に随時発信できることが大きな魅力と言えるでしょう。
また、SNSにはインサイトやアンケート機能が付いています。
消費者や求職者がどんなことに興味を持っているのか、どの投稿に反応しているかなど。
分析できることにより、更にブラッシュアップしていくことが可能です。
コストパフォーマンスの良さ
SNSを利用している理由の1つに、コストパフォーマンスの良さが上げられます。
企業のブランディングや認知度拡大、イメージアップの手法として、SNSは最も低コスト。
テレビCMの活用も効果的ですが、かなりコストがかかるため中小企業には不向きです。
更に、テレビでは特定の層に訴えかけることができません。
そのため、低コストかつ狙ったターゲットにアピールできるSNSは、注目の手法と言えるでしょう。
活用されている代表的なSNS
次に、人材ビジネスに活用されているSNSをご紹介します。
以下は代表的な3つのSNS。違いやポイントを踏まえ、それぞれ使い分けると良いでしょう。
ツイッター
ツイッターは全世界で多くのユーザーがいるSNSです。
利用者は、国内で約4,500万人。
“拡散する”というアルゴリズムがベースとなっているため、知らない人にも企業を見てもらえるのが特徴。
沢山の企業がツイッターを活用しており、新製品やキャンペーン情報をツイートしています。
ユニークなツイートをして、一気に注目を浴びるケースも。
インサイト機能やアンケート機能を使うことで、よりターゲットの動向を分析することも可能です。
人材ビジネスでは、最もよく使われているSNSです。
ただし、ツイッターでは炎上することもあるため、慎重に運用しなければなりません。
インスタグラム
比較的新しいSNSであるインスタグラムは、国内で約3,300万人の人が利用しています。
つまり、4人に1人がインスタグラムを利用していることに。
若者に親しまれているSNSの1つです。
インスタグラムはツイッターと異なり、”画像”メインでアピールしていきます。
そのため、オシャレなオフィスや、働いている人の表情を載せるのにぴったり。
動画を載せることで、より企業の魅力が伝わりやすくなります。
視覚に訴えかけるSNSなので、カメラや照明にはこだわり、綺麗な写真を載せるように意識しましょう。
インスタグラムでは、ビジネスアカウントを作るのがおすすめ。
ビジネスアカウントでは、インサイトが見られる他、インスタ内広告の出稿もできます。
またストーリーを投稿する際には、注目度が高かったものをハイライトにまとめると効果的です。
Facebookも昔から愛用されているSNSであり、約2,600万人のユーザーがいます。
他のSNSと異なり、若者よりも40代前後の中年層が多いところが特徴的。
Facebookではツイッターやインスタグラム同様、投稿して発信する他、広告の利用も可能です。
また、新機能として「Linkedln」というものが導入されました。
これは企業が求人リストに掲載できる機能であり、欧米ではメジャーな活用法となっています。
ただし、アメリカやカナダで先行実装されているため、日本ではまだ実装されていません。
今後注目のSNSと言えるでしょう。
イメージアップできるSNS活用術・ポイント
ここからは、SNSを使った具体的な方法を見ていきましょう。
ユーザーにとって魅力的な情報を意識し、頻繁に発信していくことが大切です。
コンセプトを決める
SNSを活用する際には、まずコンセプトを決める必要があります。
なぜなら、コンセプトやターゲット層を決めていないと、効果的に運用することができないからです。
他者との差別化を図るために、自社にしかない魅力や強みを把握し、情報を伝えたいターゲット層を決めます。
コンセプトが決まったら、求職者にとって魅力的な文章や画像を使って運用するようにしましょう。
より良い情報を発信していくために、アンケート機能を使うという手もあります。
社員の紹介
社員の紹介は、求職者にとって非常に重要な情報です。
写真は清潔な職場で、明るく生き生きとした表情で働いている社員の写真を載せましょう。
社員を見ることで、自分が入社した時のイメージを強く持ってもらうことができます。
文字情報で入れることは、社員の年齢や前職、入社して苦労したことや良かったことなど。
共感しやすいリアルなストーリーで、メリットだけではなくあえてデメリットや苦労する点などを入れます。
読みやすく簡潔に、かつ具体的に記載すると良いでしょう。
福利厚生の情報も盛り込むと、よりイメージアップを狙えます。
社員を載せる際は、来てほしいターゲット層に近い方を選ぶとGOOD。
動画で発信
画像や文字情報の他、動画で発信をすることも有効です。
YouTubeなどを活用してる企業もあり、動画での情報は伝わりやすいところが魅力的。
企業情報や福利厚生は文字で伝えることができますが、具体的な仕事内容や働き方は伝わりにくくなっています。
求職者は、具体的にどんな業務をするのか知りたい人がほとんど。
そのため、職場の様子や1日の流れ、社員の話している姿などを投稿します。
先程の記載同様、ターゲットを絞り込んで動画を作ると良いでしょう。
社員の他、代表者自らが発信する姿を載せるのも効果的です。
親しみやすく、ついていきたい代表者、と求職者に思わせることができます。
動画を投稿する際には、BGMやテロップなども付けるとより好印象。
動画編集のスキルも、学んで損はありません。
市場を意識したハッシュタグ
投稿する際には、ハッシュタグをつけるのがおすすめです。
効果的なハッシュタグを付けることで、より多くのターゲットに見てもらいやすくなります。
ツイッターでは最大49個、インスタグラムでは最大30個までつけることが可能。
ハッシュタグを多数付けたからといって、ペナルティが下ることはありません。
できる限り多くのハッシュタグを付けて、検索にヒットしやすくなるよう意識しましょう。
ビジネス運用で付けるハッシュタグには、以下のようなものがあります。
・社名や商品名
・地名
・商品カテゴリー
・○○好きな人と繋がりたい
・○○部
英単語を載せる場合は、英語表記とカタカナ表記両方載せるとGOOD。
また、インスタグラムのインサイト機能で、ハッシュタグから見に来たユーザー数を見ることも可能です。
ハッシュタグを付けた上で毎日投稿し、認知度をアップさせていきましょう。
有名人とのコラボ
イメージや知名度を上げる方法として、有名人とコラボするという手があります。
よく知らない企業でも、有名人が紹介していることで親近感を抱きやすくなるからです。
別名インフルエンサーマーケティングとも呼ばれ、テレビCMと同じような効果を得られることができます。
起用するのは、芸能人の他インスタグラマーやユーチューバーなど。
ターゲット層からの支持がある人物を選ぶと良いでしょう。
ただし、有名人とのコラボにはリスクも伴います。
起用した有名人が不祥事などを起こしてしまった場合、同時に企業のイメージも下がってしまう可能性が。
リスクも踏まえた上で、コラボする際は慎重に選ぶようにしましょう。
キャンペーン
SNSを用いたキャンペーンは、拡散されて知名度アップに大きく貢献。
キャンペーンを行う際は、拡散や特定のハッシュタグをつけてもらう代わりに、特典を用意する必要があります。
当選者には自社の商品をプレゼントしたり、自社サービスの招待券・クーポンなどを提供。
拡散するだけで特典がもらえる可能性があるので、ユーザーは非常に食いつきやすいです。
特定のターゲット層を狙うよりも、知名度やイメージアップをする場合に特に有効と言えるでしょう。
拡散だけでなく、クイズや謎解きを用いたキャンペーンをしている企業もあります。
プロフィールの情報
SNSは投稿だけではなく、プロフィールもしっかり充実させることが大切です。
投稿を見て興味を持ち見に来てくれたユーザーも、プロフィールの内容が薄いと不信感を抱いてしまいます。
そのため、プロフィールにはできる限り沢山の情報を盛り込みましょう。
自社のコンセプトや理念を載せることで、ブランディングにも繋がります。
企業の住所や電話番号、公式サイトへのURLも記載するとGOOD。
ユーザーがより具体的にイメージを持ち、連絡しやすくなります。
また長々とした文章は読みづらいため、箇条書きにしたり簡潔に区切って見やすくすると良いでしょう。
注意点
SNSは多くのユーザーがいる分、炎上したりイメージ低下したりするリスクがあります。
以下のことに注意し、運用するようにしましょう。
競合他社の批判
他社の批判をして、自社を良く見せようとする投稿は反感を買います。
ユーザーが離れていくだけではなく、批判した会社から訴えられることも。
ネガティブなイメージのつく投稿は控え、慎重に投稿するようにしましょう。
投稿する前に他の社員達に見てもらうと安心です。
フォロワーの買収
SNSではフォロワーを購入することができます。
フォロワーが多いことでユーザーには安心感を与える効果もありますが、おすすめしません。
急にフォロワーが増えると不信感を抱きやすくなり、イメージが低下してしまいます。
まとめ
いかがでしたか?今回は、人材ビジネスでの有効なSNS活用術をご紹介しました。
SNSを上手く利用することで、人材の確保はもちろん知名度やイメージアップもできます。
時代の流れとともにアプローチ方法はどんどん変わっていくため、その都度適応していくことが大切ですね。
SNSを活用して、ぜひ優秀な人材をゲットしましょう。
ライター
静岡県在住
静岡理工科大静岡デザイン専門学校を卒業後、広告会社に入社。
個人・法人問わず営業活動や取材・原稿作成に従事しており、現在はフリーランスのライターを務める。