コラム

稼げるエンジニアになるには?エンジニアが転職で年収UPする方法!

2022.10.12転職・就職 Loadingいいね

エンジニアはインターネットの普及により積極的に採用する企業も多く、需要が高まっており、エンジニアへ転職を希望する方は少なくないです。エンジニアの職種の種類はさまざまあり、キャリアアップをして年収を上げていきたい方ややりがいを持って働きたい方にもおすすめの職業です。ここでは、エンジニアの職種や稼げるエンジニアになるためのビジネススキルなどを紹介していきます。

 

エンジニアが仕事でやりがいを感じること3選

エンジニアの方なら誰でも、仕事でやりがいを感じて年収もUPさせたいと思います。

この章ではエンジニアの方が仕事でやる気を感じるために必要なことを解説していきます。

仕事でやりがいを感じる時は以下の3つがあります。

  • スキルアップをして成長を感じた時
  • 社会貢献をしている
  • 成果に応じてお金を稼げている

順番に解説していきます。

スキルアップをして成長を感じた時

エンジニアは自身の技術力を使って仕事を行うので、多くの経験を積み、スキルを身に付け成長を感じることができれば、エンジニアとして働く楽しみも増えやりがいにつながっていきます。

また、新しい知識や専門的なスキルを身に付けていくことで仕事の業務の幅も広がるため、モチベーションアップにもなります。さらに新しい技術へチャレンジできる仕事でもあり、最先端の技術も知ることができます。

スキルや知識を学び続けることで、自分の成長をより実感しやすい職業なので、日々成長を実感できスキルアップをできる点はエンジニアの仕事のやりがいにつながります。

社会貢献をしている

エンジニアの場合、自身が開発に携わった製品が社会に出回り、色んな場面で目にすることもあります。そのため、自分の仕事が世の中の役に立っていると感じられ、モチベーションアップもしていきます。特に自分が開発した家電や装置が世間の人々に利用されているとこを見るとやりがいを感じやすいでしょう。

またエンジニアとして有名企業の案件のお仕事をするときには、プロジェクトの規模が大きくなるので、社会に貢献していると感じる方も多くいらっしゃるかと思います。有名な企業の仕事をすることは、自ずと多くの人に役立てることにつながるのでやりがいを感じられ、自信にもついていきます。

成果に応じて、お金を稼げている

エンジニアの職業は年収が高い職業となってきます。キャリアアップして貢献度が広くなることでさらに年収アップができます。年収の高いエンジニアは、システムエンジニアなどで一定の経験を積んだのち、キャリアアップして職種を変えていくことで年収が上がることが多いです。

年収の高い職種では、プロジェクトの責任者が多いです。スキルや知識の豊富さに加えて、マネジメントスキルも求められるPM(プロジェクトマネージャー)は年収が高くなります。次いで年収の高いのは、新規システムの導入などで営業に同行し、IT知識を活かしてサポートを行うプリセールスエンジニアです。その次は、企業の経営課題に対してIT技術を活かした解決策を提案するITコンサルタントです。キャリアアップを目指してスキルを高めていってくださいね。

 

エンジニアで稼げる仕事5選

この章ではエンジニアの方がキャリアアップした時の職種を解説していきますので参考にしてください。

ホスピタリティ精神の高いエンジニア

・エンジニアの仕事内容

ITエンジニアの仕事はシステムの設計や開発を行ったり、ネットワークなどのインフラ周りの構築を行います。ITエンジニアの種類としては、システムエンジニア(SE)・プログラマー・ネットワークエンジニアなどがあります。ITエンジニアはコンピュータができるだけでなく、コミュニケーション能力・ホスピタリティ精神・文章力などのスキルも必要とされます。そのため理系の方ではなくても、コンピュータを使用するのが好きであればITエンジニアを目指すことができます。

・エンジニアに求められるホスピタリティ

ホスピタリティという言葉は、ホテルやレストランで用いられますが、エンジニアでもクライアントに満足をしてもらうために、要望を超えるサービスを提供するという考え方は同じでIT業界でも同じようなホスピタリティマインドが必要になってきます。単に最新技術を使ってシステム開発をするのではなく、 最新技術をどのように使ったらお客様に使いやすく便利になるのかを提案をしていく姿勢が求められています。高いホスピタリティマインドを持ったエンジニアになっていってくださいね。

WEBマーケター

・WEBマーケターの仕事内容

WebマーケターはWeb上での集客・販促が主な仕事となり、Webサイトの構築や商品を販売する仕組みを作る役割を担っています。そのために自社ホームページが検索エンジンの上位に掲載されるようにSEOの観点から対策を行い、訪問するお客さんが求めているトレンドをキャッチしながら集客と販促に繋がる対策をしていきます。

・WEBマーケターに求められるスキル

Webマーケターは、サイト構築や解析に関する基礎知識が必要になってきます。具体的には、プログラミング知識・WordPressやでページを作成する知識・Webデザインに関する基礎知識・Googleアナリティクスなどから問題点を見つける分析力が必要となります。

ITコンサルタント

・ITコンサルタントの仕事内容

ITコンサルタントとは、企業が抱えている現状の課題をIT技術によって解決策を提案する職種です。企業によってはアナログな業務を続けていたり、あまり効率よく業務ができていない企業もあります。そうした課題をITツールの導入による業務効率化で生産性を上げることでコスト削減や生産性の向上などの解決策を提案します。

・ITコンサルタントに求められるスキル

ITコンサルタントには高いヒアリングスキル・IT技術の知識・提案スキルが求められます。ITコンサルタントにキャリアアップしていくには、実務でシステム開発などの経験を積んでいくことで知識を習得し、専門的な技術提案ができるようになることが大切です。

プリセールス

・プリセールスの仕事内容

プリセールスとは、IT技術を取り入れた製品やサービスの仕組みを分かりやすくクライアントにプレゼンする役割で営業職のサポートを行います。ITエンジニアとしての知識や知見を活かして、営業担当者と同行しクライアントの細かな要望をヒアリングし、自社のIT技術を活用した製品を導入することで、クライアントが抱えている課題をどのように解消できるのかを説明します。

・プリセールスに求められるスキル

プリセールスエンジニアに必要なスキルは、ITスキルとミュニケーションスキルとプレゼンスキルとなります。クライアントからのITに関する質問にも対応できるITスキルと技術が必要であり、またプレゼンスキルでは、ITの機能を説明する場合、詳細な機能を分かりやすく説明しIT技術を導入したら、どんなメリットがあるのかを説明するプレゼンスキルが必要となるのでチャレンジしてください。

プロジェクトマネジャー

・プロジェクトマネジャーの仕事内容

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの責任者としてプロジェクトの遂行とクライアントとの交渉をする役割です。技術面の知識やスキルだけでなく、クライアントとの折衝を都度行いながら、開発目的・予算・スケジュールの組み立て・開発メンバーの選定を行い、プロジェクトを全体を把握しながら遂行していきます。

・プロジェクトマネジャーに求められるスキル

またプロジェクトのスムーズな推進のために、スケジュール管理・予算見積・人材選定などの計画を立て、他部署とのやりとりやクライアントとの交渉などをおこなう管理能力が必要となります。エンジニアとしての十分な経験を持っていることに加え、人を束ねる人間性やマネジメント能力も必要になります。プロジェクトでさまざまな課題があるため、問題発生時に原因を探し、打開策を考える能力も求められます。ゆっくりバランスよくスキルを磨きながらプロジェクトマネジャーを目指していきましょう。

 

稼げるエンジニアのビジネススキル5選

エンジニアに必要なビジネススキルは、IT技術に関する専門的な技術スキルに加えて、クライアントとのコミュニケーション能力や情報収集力、わかりやすくプレゼンするための資料を作成する能力も必要です。ここではエンジニアに必要なビジネススキル5選を解説します。

技術力

エンジニアに必要とされるビジネススキルの1つ目は技術力です。専門分野について深い知識を身につけながら、経験のない分野についても勉強していくことで、エンジニアとしての技術力のアップに繋がっていきます。エンジニアに必要な技術力は3種類あり、プログラミングスキル・コミュニケーションスキル・文章作成スキルとなります。

・プログラミングスキルは効率良くプログラミング工程が進むよう考慮しながら設計書を書くスキルです。

・コミュニケーションスキルでは顧客との商談や開発チームとのミーティングなど仕様の提案・進捗確認と報告などです。

・文章作成スキルでは社内外で使うさまざまなドキュメントを作成します。社内の書類は具体的な内容を求められるので5W2h (いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、どのように(How)、どうして(Why)、いくら(How Much/Many))を意識して書きます。

文章力

エンジニアに必要とされるビジネススキルの2つ目は文章力です。クライアントに提案や説明をする際などに必要な仕様書や提案資料などを文章にまとめるスキルが必要となります。文章を書く時の大事なことは、分かりやすい文章を書く・読む相手を明確にする・書いた文章を確認するの3つを意識してみてくださいね。

・分かりやすい文章を書くには、相手に分かりやすい言語を使うようにして、特にITにまつわる専門用語を誰でもわかるように言い換えたりすることで、相手にとってより読みやすい文章にします。

・読む相手を明確にするためには、読んでもらう相手に合わせた文章を書いていきます。そのために誰に読んでもらいたいのかをイメージしながら書いていきます。

・書いた文章を確認するためには、文章を書き終えたら読み返してみます。 誤字や脱字が見つかるだけでも見直しと言えます。 他にも表現が足りない点などをひと通り読み直していきます。

誠実さ

エンジニアに必要とされるビジネススキル3つ目は誠実さです。エンジニアの守るべき誠実さは、仕事の内容に対して嘘やごまかしをしないことや約束した期限を守る、守れる期限を提案していきます。誠実さを身につけるために大事なことは、相手の気持ちを考える・約束や期限を守る・責任感をもって取り組むことです。

・相手の気持ちを考えるためには、相手の気持ちを感じ取るための想像力が必要となります。色んな人と一緒にプロジェクトを進めていくので、相手の状況を汲み取りながら動いていきます。

・約束や期限を守るためには、プロジェクト進捗状況を共有していくことです。期限は仕事を進めていく上で重要な要素になるため、相談して進めていきます。

・責任感をもって取り組むためには、プロジェクトで与えられた役割を最後までやり抜く姿勢を持っていきましょう。一つのことを責任感を持ってやり抜くことで自信もついていきます。

課題解決力(ラダーダッキング法)

エンジニアに必要とされるビジネススキルの4つ目は課題解決力です。 エンジニアがプログラミング設計などで問題が出た時に、問題を解決することが求められます。問題解決手法の一つとして、エンジニアの思考法の1つである「ラバーダッキング法」を紹介します。ラバーダッキング法とは、ラバーダック(アヒルのおもちゃ)に悩みを話しかけ、頭の中を整理し問題の解決を図る方法です。

・ラバーダッキング法とは、問題を言葉で表現することです。ラバーダックがあれば話しかけるように言葉にするのが良いですが、なければ独り言でも大丈夫なので、言葉としてアウトプットしていきます。

・次に詳細を明らかにするために問題点の整理をしていきます。問題はいつ、どこで起きて、どのような経緯でその問題が起こっているのかを頭だけで考えずに詳細に言葉にしながら紙などにまとめていきます。

・最後にあるべきゴールの姿を明確にイメージして、言葉にしながら解決策を何個も書き出していきます。その中でできそうなものをやっていきます。ラバーダッキング法はプログラミングだけではなく、仕事全体でも利用できるので、頭の中を整理し問題の解決を図るためのおすすめの方法です。

プロジェクト管理能力

エンジニアに必要とされるビジネススキルの5つ目はプロジェクト管理能力です。プロジェクト管理を理解していると、どんな小さな単位の仕事でも、プロジェクト管理で行う段取りに順じて漏れなく正確に進めることができます。プロジェクト管理のために大事なことは、目標設定・プロジェクトの進行方法・プロジェクト管理ツールの3つとなります。

・目標設定では、プロジェクトを成功させるためには目的と目標を明確に見える化して、メンバー間で共有することです。計画を作成した段階で終わりではなくて、プロジェクトの進行度合いもチェックします。

・プロジェクトの進行方法では、設定目標の確認や進捗報告をおこなう定期ミーティングを開催するのをおすすめします。定期的にミーティングを行うことで、お互いの詳細の情報を知れるためフォローもしやすいし、同じ方向を見て作業を進めやすくなります。

・プロジェクト管理ツールでは、会社や組織によって変わってきます。誰でも対応できるツールはExcelがおすすめです。タスクやメンバー毎に管理をして見える化してミーティングなどで共有できるようにします。

 

エンジニアが転職で年収アップをする方法 3選

上流工程をする仕事を選ぶ

エンジニアが転職で年収アップをするには、上流工程を担当する企業に転職する事が重要となってきます。仕事内容はクライアントとコミュニケーションを取り、設計者や開発者のマネジメントをして、仕事のスケジュールや業務の完了までの業務工程を調整する仕事が上流工程の仕事です。

そのためには、エンジニアとしての技術スキルと同時にコミュニケーション力も必要となるので、納期を守りながら業務をした経験や他部署の人とかかわりながらプロジェクトを進めたなどコミュニケーションをとりながら頑張ってきた具体的なエピソードを面接や職務経歴書でアピールをしていってください。

自己PRで差別化する

自己PRはどんな経験をしてどんなスキルを持っているかを書くようにします。今までの業務の経験は人それぞれ違うので、経験からの知識や知見も変わってきます。自分らしいオリジナルの自己PRを書いて差別化しましょう。自己PRは自分の強みや知見を述べるようにします。なぜそのスキルや知見を得たのかをエピソードを語れると説得力があって差別化につながります。

企業を選ぶ

どんな企業を選ぶかによって年収には差が出てきます。転職をするなら年収が上がる企業に転職しましょう。転職をやりだすと早く決めたいと焦ってしまうこともありますが、企業の研究をしながら進めていきます。年収と同時に企業を選ぶ際は、好調な業界や業績を出している企業に目を向けるというのも収アップを狙える方法です。そんな企業は活躍してくれる人材がほしいので、スキルや経験をアピールするように職務経歴書や面接でいえるようにしていきましょう。

 

まとめ:転職で年収を上げるには技術の向上や企業選びを重要視しよう

 

  • エンジニアが仕事でやりがいを感じること3選
  • エンジニアで稼げる仕事5選 
  • 稼げるエンジニアのビジネススキル5選
  • エンジニアが転職で年収アップをする方法 3選

をお伝えしてきました。

<今回のポイント>転職を考える中で、自分のスキルが価値があるのかと思ったり、上流工程の仕事をやる中で、プロジェクトを回せるのかと不安を持っている人もいるかと思いますが、チャレンジと考えて転職を前向きに考え、スキルアップをしながら年収アップを目指しましょう。

 

転職で年収を上げていくためには、スキルの向上や企業選びが重要となってきます。またエンジニアとしてのキャリアアップも重要な要素になります。また、満足いく仕事をするためには年収だけではなく仕事の内容やスキルを活かせるかも重要となってきます。

今の仕事の内容が合っていないと思ったら転職エージェントに相談してみてください。相談をしたとしても、必ず転職をする必要はないので、気持ちを整理したり前向きに仕事をしていきたいと思ったらまずは相談してみましょう。

転職は自分の適性・魅力的な職場・年収アップのための良い機会です。転職エージェントのキャリアコンシェルジュとコミュニケーションを取り、理想の会社を見つけてくださいね。

 

ライター

y-satosan
佐藤 祐圭

関西の大学を卒業後、大手計測機器メーカーに就職。製造業のエンジニアとして開発に携わる。その後電機メーカーに転職し、制御機器の設計を担当する。現在ではエンジニアでの経験を活かしながら、WEBライターとしても活動中。エンジニアの知見と数回の転職経験をもとに文章を通じて就職活動の支援を行う。

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